裁判も心機一転な4月

  • 2015.04.27 Monday
  • 12:00
弁護士の村田です。

4月になって年度が明けると,自分が抱えている裁判案件も心機一転新しい風が吹き始めることがあります。
と言うのも,以前お話したこともありますが,裁判官は非常に転勤が多く,2〜3年のスパンであちこちの裁判所に飛ばされることが多いからです。
したがって,年度が変わった段階で,自分の裁判を担当していた裁判官が変わることもよくある話で,前の裁判官とは気が合っていたけど,次の裁判官はどんな人なんだろうと少しドキドキしながら年度明け初の裁判に行くことになります。

もっとも,裁判官が変わったからと言って,当然裁判が一からやり直しになる訳ではありません。
民事裁判で言えば「弁論の更新」(民事訴訟法第249条2項)という手続がとられることにより,従前の裁判から引き続いて手続が進められることになります。
ただ,事件の依頼者の中には,同じ裁判官がずっと付き合ってくれるものと勘違いしている人もたまにいて,「え,先生,裁判官が変わったんですか?」と驚かれることもあります。
そんな時は,上記のような説明をして,よくあることなので別に問題はないですよと言いますが,裁判官目線で考えると,他の人がやっていた裁判を途中から担当しろと言われても引き継ぎとかで色々と大変だろうなぁ,とも思いますね(特に書面には出てこないい場外乱闘的なやり取りがよく交わされているような案件の場合)。

そんな訳で,4月は裁判官が変わったばっかりでまだ十分な引き継ぎが済んでいないので,実質的な議論は5月にやりましょう的な話を新しい裁判官から言われることも多く,若干裁判が間延びすることもままある4月なのでした。

 
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