被害弁償コンビニ編

  • 2015.05.26 Tuesday
  • 15:37
弁護士の村田です。

被害者が存在する刑事事件において、弁護人が行う活動の中でとりわけ重要なものに示談交渉があります。
被害者と交渉し、被害者に謝罪の気持ちとして被害弁償金を支払い、可能であれば示談に応じてくれないでしょうかと話をしていく訳ですが、やはり何の落ち度もない被害者にそのような話をしていくのは非常につらいものがあります。
特に、性犯罪の被害者の方と交渉するときはこちらも非常に言葉を慎重に選ぶ必要があり、必要以上に被害者の方を刺激して気分を害することがないよう気を使います。
一方で、万引き事件の場合などは、被害者が企業であるということもあり、示談交渉も機械的に進められ、非常にスムーズに話が進むこともあります。
しかしながら、万引き事件は件数が比較的多く、弁護士も担当することが多い事件類型であることから、多く担当してあちこちに被害弁償に行っていると、非常に困ったことになることもあります。
それが何かと言いますと、自分がプライベートでよく行くコンビニなどが被害者になることがあることです。
そうなると、弁護人としてそのコンビニに被害弁償をしに行き、被疑者に代わって大変ご迷惑をおかけしましたと店長さん等に挨拶をしておきながら、その後そのコンビニにプライベートで買い物に行くのは非常に気まずく、そのコンビニに行き辛くなってしまうのです(お店側は特に気にされていないのかもしれませんが)。
そんな訳で、弁護士を何年もやっていると、市内のあちこちのコンビニに万引き事件の被害弁償をしに行くこともありますので、次第に何の気兼ねもなく買い物に行けるコンビニ等が減っていき、思わぬところで弁護士が窮屈な思いをすることがあるというお話でした(この間、プライベートでたまに行くことがあるコンビニに被害弁償に行くことになりしばらくはそのコンビニに近付けないなぁと思ったというお話でもあります)。
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< November 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM