裁判は遅刻が厳禁?

  • 2016.01.24 Sunday
  • 13:43
弁護士の村田です。

さて、今日は今年一番の大寒波が到来しているということで、大雪の予報が出ているところですが、天候が悪い時の裁判はどうなるのでしょうか?

もちろん、あまりに天候が悪い時は中止になることがあります。
私も、昔やっていた裁判で、大型の台風が直撃するということで、裁判所から、台風が来ているので裁判の期日を延期しませんかと打診されたことがあります。
とは言え、余程の悪天候じゃない限り裁判自体が中止になることはそうそうありません。

したがって、仮に今日みたいに大雪の予報が出ているような日に裁判が入っている場合、裁判自体が中止にならない限り、何とかして裁判所に辿り着かなければなりません。
そこで問題になってくるのが、悪天候による交通機関の遅延です。
大雪などが理由で電車が止まってしまうなんてことはよくあること。
そういった交通機関の遅延を理由に裁判に間に合いそうにない場合、すなわち、結果的に裁判に遅刻してしまった場合、何らかのペナルティが科せられるのでしょうか。
この点、実は、ある程度の遅刻であれば許されることがあります。
何らかの基準がある訳ではありませんが、経験上5分〜10分程度の遅刻であれば、裁判所は待ってくれることがあるように思います。

先日も、私が担当していたとある裁判で、相手方の弁護士が時間になっても法廷に現れず、10分経っても来られなかったので、書記官が事務所に電話したところ、「10分程遅れます」とのこと。それを聞いて、裁判官と一緒に、「その10分遅れるというのはまさか今からさらに10分遅れるという意味ではないでしょうね」と苦笑いしたことがあります。
幸い、そのあとすぐに相手方代理人が謝りながらやってきたので(遅刻したのは雪が原因だったそうです)、何とか裁判自体は開けましたが、このように10分程度の遅刻であれば待ってくれることがあるようです。
もっとも、仮に待ってくれても、遅刻してしまうと裁判所の印象が悪いことに変わりはありません。
当然、10程度の遅刻じゃすまない場合、相手方不出頭ということで、裁判は延期になり、無駄に時間がかかることになります。

そんな訳で、今日みたいな悪天候の日に裁判が入っているときは、遅刻することなく時間に余裕を見て裁判所に向かう癖をつけたいものです。
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM