花見2016

  • 2016.04.21 Thursday
  • 12:06
弁護士の村田です。

もう4月も終わりかけ、そろそろゴールデンウィークが近づいてきたこの時期に、季節外れの記事更新にはなりますが、今年も4月の頭に事務所で花見に行ってまいりましたので、その話を簡単にしておきます。

さて、広島は各地に花見の名所がございますので、花見をするのは良い土地だと思うのですが、毎年なぜか事務所で花見をしようとすると、雨が降るのです。
今年も、花見をしようとした日に、なぜか雨予報が出る始末。
似たようなことを前にも記事にしたような記憶がありますので、間違いなく当事務所の弁護士の誰かが雨男なのだと思いますが(私である可能性は敢えて無視します)、当日も予報のとおり雨。
これは花見は無理だねと思っていたところ、奇跡的に午後以降少しずつ雨も弱まっていき、夕方ころには雲の切れ目に青空が少し垣間見えるほど天気が回復してきました。
果報は寝て待てではないですが、諦めずに我慢強く待ってみるといいことがあることもあるものです。
そんな訳で、難航している交渉事件で、どうにもならない時にも、粘り強く交渉を継続していてどうにか事態を打開していくことも考えてみようと思った2016年花見でした。

遺言の日

  • 2016.04.16 Saturday
  • 15:50
弁護士の村田です。

さて、去る4月15日は、「良(4)い遺言(15)の日」ということで、広島弁護士会でも「良い遺言の日記念シンポジウム」を実施しました。
シンポジウムには総勢70名近くの多数の方々にご参加いただき、また、その後に実施しました無料相談会にも多くのご参加いただきましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。

そんな訳で、今日は遺言に関する小話を少ししてみようかと思います。
遺言とは何か、なんてことは今更滔々と語る必要もありませんが、世の中には遺言がなくて今まで仲の良かった家族ですら遺産を巡って紛争が起きてしまった、なんて事例はそれこそ数え切れないほどあります。
備えあれば憂いなし、という訳ではありませんが、いくら生前は仲が良いように見える家族でも、ご自身が亡くなった後にどうなるかまでは分かりません。
そんな時に余計なトラブルを起こさないためにも、元気なうちに遺言を書いておくことは非常に大事です。遺産がある程度まとまった金額ある場合には、尚更です。
ですので、自分の家族は大丈夫だ、と思っていても、遺言を書いておくに越したことはないのです。
もし遺言の書き方が分からない、という方は当事務所までご相談に来ていただければ私も含め当事務所の弁護士が一からレクチャーさせていただきます(露骨なダイレクトマーケティング)。

さて、そんな遺言ですが、あまり一般には知られていない法的手続に「検認」という手続があります。
これは何のかと言うと、ご家族が亡くなられた後、亡くなられた方の遺言を発見した場合、まずは家庭裁判所に持って行って裁判所で中身の確認をしなければならない手続のことを言います。
たとえば、遺言が封筒などに入っていて、封印がなされていた場合には、勝手に開封してはいけません。家庭裁判所に持参して、裁判所の立ち会いのもとで中身を確認する必要があるのです。
このことは法律で定められており、遺言を発見した相続人の義務となっています。
では、なぜこのような手続があるのかというと、裁判所に持って行って裁判所の立ち会いのもとで遺言の内容を確認することで、それ以後の遺言の偽造を防止するためです。また、相続人全員に遺言の存在を知らしめるという意味もあります。
もし、仮にこの検認手続を怠った場合、当該遺言が無効になるということはありませんが、5万円以下の過料の支払いという罰則を受けることになりますので、ご注意ください。
したがって、遺言を発見した場合には、何はともあれまずは最寄りの家庭裁判所に連絡をして、どうすればいいのか聞くのが一番でしょう。
この検認という手続は手続自体の知名度が低いせいかよく忘れられがちですので、お困りの際には弁護士に相談に行くのも良いかと思います。

なお、上記検認手続が必要となるのは自分で遺言を作成する自筆証書遺言のみであり、公証役場で作成します公正証書遺言では不要ですので、検認手続を相続人にさせるのが煩わしいとお考えであれば、費用は多少かかりますが公正証書遺言で遺言を作るのをお勧めします。

サッカーバレンタインカップin海田総合公園

  • 2016.02.16 Tuesday
  • 17:40
弁護士の村田です。

さて,去る2月14日(日)に我らがFCテンプル主催のサッカーバレンタインカップが開催されましたので,参加してまいりました。
相手は,弁護士数人と広島に研修に来た司法修習生とで構成された弁護士修習生混成チームと,市役所等に所属している公務員で構成された公務員チームの2チームです。
その2チームに我らがFCテンプルを併せた3チームでの総当たり戦で雌雄を決することに。

当日は,前日までの雨もすっかり上がり,晴れ間が見えるサッカー日和,だったのですが,いかんせん場所が海田総合公園でしたので,山の上の吹きさらしに位置しているグラウンドということもあり,強い風が終始直撃する中での試合となってしまいました。
そんな非常に寒い思いをしながら行われたバレンタインカップですが,なんと弁護士修習生混成チームに恐ろしい超新星が参加していました。
と言うのも,過去に全国高校サッカー選手権で優勝し優秀選手賞をとったこともある選手が,その後文武両道を体現するかの如く去年の司法試験にも合格し,修習生として広島に来ていたのです。
チームの仲間であれば非常に頼もしいことこの上なかったのでしょうが,そんな彼は修習生なので,当然弁護士修習生混成チームで参加していました。
一方で,私はFCテンプルチームで参加していましたので,そんな恐ろしい超新星とは敵チームで当たってしまうことになり,結果的には弁護士修習生混成チームには2連敗。
ぐうの音も出ない程コテンパンにやられてしまい,チームとしても最下位になってしまいました。
また,私自身も,試合中に3回も決定機があったにも関わらず,1本目はシュートを外し,2本目3本目はゴールキーパーのど真ん中にシュートが行ってしまう体たらく。結局無失点。
全く,反省点の多い試合でございました。

が,やはりいつもの練習とは違いフルコートでやる試合は非常に楽しかったので,今期の修習生が広島にいる間にいつかリベンジをしたいものです。

骨髄提供同意立会

  • 2016.02.12 Friday
  • 15:54
弁護士の村田です。

さて,今日は弁護士の仕事としてあまり知られていない「骨髄提供同意立会」のお話をしてみようかと思います。

骨髄提供については,ニュースとかで見てご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが,白血病等の血液の病気の場合,治療法の一つとして,他人の健康な骨髄を移植して,悪い血液を健康な血液に変えてしまうという方法があります。いわゆる骨髄移植手術です。
もっとも,誰からでも骨髄の移植が受けられる訳ではなく,白血球の型が一緒の人からでないと移植を受けることはできません。
そして,血縁関係にない第三者と白血球の型が一緒である確率は極端に低いことから,血縁者から移植が受けられない場合,移植のために白血球の型が同じ人を探すのは非常に困難ということになります。
そこで登場するのが「骨髄バンク」です。
日本全国にいる骨髄移植が必要な患者のために,自身の骨髄を提供してもいいと考えられた方々が,骨髄バンクにドナー登録をしておくと,白血球の型が同じ患者がいた場合,移植手術がしやすくなる訳です。
具体的には,患者に移植手術が必要になった場合に,バンクに登録しているドナー候補者に対して,バンクから同じ白血球の型を持つ患者のために骨髄移植をする意思があるのかどうかの確認がなされて,ドナー候補者の同意が得られれば,当該患者への骨髄移植の手続を調整することになります。
ただし,骨髄を提供するドナー側からすると,健康体にも関わらず,手術をして骨髄を提供することになりますので,当然手術に伴うリスクも発生してしまいます(手術は人間がする以上,限りなくリスクは小さいとは言え,絶対安全とは言えないでしょう)。
そうすると,ドナー候補者としては,そういったリスクも承知の上で,誰かに強制されることなく自らの意思に基づいて同意がなされないといけません。
そこで,ドナー候補者が自身の骨髄を提供する際に真摯な同意があったことを担保するために,利害関係のない第三者が同意の現場に立ち会って,提供に伴うリスクに関する適切な説明がドナー候補者になされたのか,その説明をきちんとドナー候補者が理解していたのか等を確認することになっているのです。
そして,その提供同意に立ち会う第三者というのが,弁護士な訳です。
骨髄提供という非常に重要な問題に立ち会う以上,ある程度社会的地位を有する職業の方がいいだろうということで,弁護士が選ばれている訳ですが,具体的に立ち会う流れは次のとおりとなります。
すなわち,骨髄バンクから,弁護士会に対して,コーディネーターがドナー候補者に骨髄提供をすることについての最終同意確認をするので,誰か弁護士を派遣してくれませんかとの依頼があれば,弁護士会が名簿から同意立会ができる弁護士を探して,当該弁護士に立会依頼が来ます。そして,日程的に立ち会うことが可能な場合,その弁護士が同意確認をする病院等に赴き,骨髄バンクのコーディネーター及び担当調整医師がドナー候補者に骨髄移植に関する諸説明をしているのを傍で聞いて,適切な説明がなされているかどうかを確認した上で,適切な説明がなされてドナー候補者が問題なく同意していたのであれば,最終的にドナー候補者が作成する提供同意書にも立会人として署名押印をすることになります。

以上が,弁護士がしているマイナー(と言うと語弊があるのかもしれませんが)な業務の一つである,骨髄提供同意立会です。
私も立会をしたことがありますが,骨髄を提供するドナー側からすれば,いわば究極のボランティアな訳ですから,その同意書を作成する現場に立ち会えることは非常に有意義な経験だと思います。
なお,立ち会った際のコーディネーターの説明によると,骨髄バンクにて提供手術に失敗してドナーが死亡した事例は今まで1件もなく,また,重篤な後遺症が残った例もないそうです(骨髄を採取する際に全身麻酔した上で針を刺すので,1〜2週間痛みが残ることはあるそうですが)。
とは言え,手術をするとなると2〜3日入院することにもなりますので,移植を待っている患者のために骨髄を提供されるドナーの方々の高潔な精神には頭が下がる一方です。
我々弁護士も,そうした自己犠牲の精神を持った上で日々の業務に励みたいところです。

裁判は遅刻が厳禁?

  • 2016.01.24 Sunday
  • 13:43
弁護士の村田です。

さて、今日は今年一番の大寒波が到来しているということで、大雪の予報が出ているところですが、天候が悪い時の裁判はどうなるのでしょうか?

もちろん、あまりに天候が悪い時は中止になることがあります。
私も、昔やっていた裁判で、大型の台風が直撃するということで、裁判所から、台風が来ているので裁判の期日を延期しませんかと打診されたことがあります。
とは言え、余程の悪天候じゃない限り裁判自体が中止になることはそうそうありません。

したがって、仮に今日みたいに大雪の予報が出ているような日に裁判が入っている場合、裁判自体が中止にならない限り、何とかして裁判所に辿り着かなければなりません。
そこで問題になってくるのが、悪天候による交通機関の遅延です。
大雪などが理由で電車が止まってしまうなんてことはよくあること。
そういった交通機関の遅延を理由に裁判に間に合いそうにない場合、すなわち、結果的に裁判に遅刻してしまった場合、何らかのペナルティが科せられるのでしょうか。
この点、実は、ある程度の遅刻であれば許されることがあります。
何らかの基準がある訳ではありませんが、経験上5分〜10分程度の遅刻であれば、裁判所は待ってくれることがあるように思います。

先日も、私が担当していたとある裁判で、相手方の弁護士が時間になっても法廷に現れず、10分経っても来られなかったので、書記官が事務所に電話したところ、「10分程遅れます」とのこと。それを聞いて、裁判官と一緒に、「その10分遅れるというのはまさか今からさらに10分遅れるという意味ではないでしょうね」と苦笑いしたことがあります。
幸い、そのあとすぐに相手方代理人が謝りながらやってきたので(遅刻したのは雪が原因だったそうです)、何とか裁判自体は開けましたが、このように10分程度の遅刻であれば待ってくれることがあるようです。
もっとも、仮に待ってくれても、遅刻してしまうと裁判所の印象が悪いことに変わりはありません。
当然、10程度の遅刻じゃすまない場合、相手方不出頭ということで、裁判は延期になり、無駄に時間がかかることになります。

そんな訳で、今日みたいな悪天候の日に裁判が入っているときは、遅刻することなく時間に余裕を見て裁判所に向かう癖をつけたいものです。

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